銭湯に行く
新潟県内の場合、新潟浴場組合のホームページをご覧頂くと、全銭湯を紹介しておりますので、行きたい銭湯を見つけてください。一覧はこちらから! 車で行く場合は駐車場を確認しておきましょう。新潟県ではほとんどの銭湯に駐車場があります。
かつては煙突が銭湯の目印でしたが、最近は煙突のない所も多く、施設の外観や入口も様々です。昔ながらにのれんを出している銭湯が多いです。銭湯紹介ページには、マップを掲載していますので、迷ったときはご確認ください。銭湯に電話して尋ねてもOKです。
持ち物
基本的に銭湯は使う道具を持って行きます。バスタオル、タオル、石鹸、シャンプー、リンスなど普段家でお風呂にいるとき使う道具を手軽なバッグに入れて銭湯へ向かいましょう。もちろん、何も持参しなくても大丈夫! ほとんどの銭湯には、ミニ石鹸、ミニシャンプー、ミニリンス、タオルなどを販売しておりますので、お勤め帰りにちょっとお風呂へ、ということも可能です。アメニティの販売・貸し出しについては、各銭湯へお尋ねください。
入る
多くの銭湯ではまず、入口でまず履物を脱ぎ、下足箱に入れます。ブーツなどは収納できない下足箱もあるのでご注意ください。必ず下足札(ロッカーの鍵)を抜いて失くさないようにしましょう。番台式だと入口ですでに男女分かれています。間違えないようにしましょう。
受付(番台・フロント)
次に受付で料金を払います。新潟県の銭湯入浴料金は大人440円(中学生以上)、小学生150円、小人70円(幼児)です。入浴後の飲物代をいれても手軽な料金で利用できます。(令和2年4月現在)
現在の銭湯の受付は、大きく分けて昔ながらの番台式と、最近増えつつあるフロント式があります。入口から男女別に分かれている番台式と違い、フロント式の所では料金を払ってから、男女別の脱衣場に入ります。フロントから脱衣場は見えないようになっています。料金は新潟県内一律です。また、子供体験入浴やポイントサービスなどを行っている銭湯もあります。湯快券や回数券などお得なサービスもご利用ください。入浴道具が必要な場合は、受付で尋ねましょう。
脱衣所
料金を払ったら脱衣室に入ります。番台式の銭湯は、番台の先に脱衣室があります。フロント式の銭湯は、脇に男女の脱衣室への入口があり、たいてい女湯と男湯ののれんがかかっています。脱衣室で衣服を脱ぎましょう。新潟の銭湯は昔ながらの脱衣カゴを設置している所も多いですが、貴重品はロッカーに入れるか、ロッカーのない銭湯では番台に預けましょう。
浴室
すぐに入りたい気持ちを抑え、まず浴室に入ったらまず掛け湯をします。みんなが入る浴槽には、体をまず流して清潔にして入ることが大切。カランの湯を桶に取り、頭からかぶって汚れを落としましょう。また掛け湯には、お湯に体を慣らすという目的もあります。また、浴槽の湯をきれいに保つためには、掛け湯だけでなく、体を洗って湯につかるのがマナーです。体を洗わずに湯船につかる人は、しっかり掛け湯を浴びて汚れを落とすことを心掛けてください。
入浴
大きな浴槽に浸かります。みんなで入るお風呂はマナーが大事。他のお客さんが不愉快に思うことはしないようにしましょう。例えば、浴槽のお湯の中に長い髪の毛をつけたり、タオルを浴槽に入れるなど。どちらも不衛生です。また、銭湯のお湯は家庭のお風呂より熱めにしてあるところが多いです。熱めの湯とぬるめの湯を分けているところもあります。どうしても我慢できないときは、一緒に入浴している他の人にきちんと断ってから水で埋めてください。勝手に水を出すのはトラブルの元ですのでご注意ください。熱いお湯には5〜10分程度、ぬるいお湯には20分程度の入浴が適切です。額から汗をかく程度に温まりましょう。汗をかきますから、事前に水分補給もお忘れなく。
よく温まったら体を洗います。洗い場ではお湯と水とが別々のカランになっているところが多いです。桶のお湯を適温に調整しましょう。シャワーを使用する場合は、慣れないと隣の人にお湯がかかったりしますから気をつけましょう。(洗い場に仕切りのない銭湯がほとんどです。)サウナや露天風呂がある銭湯もあります。ゆっくり大きなお風呂をたのしみましょう。
湯上がり
浴室から脱衣場に戻る際は、濡れた体をタオルでよく拭きます。足の裏の水気も、足拭きなどで取ります。濡れた床ではさっぱりした湯上がりが台無しです。家庭のお風呂と同じです。そしてバスタオル、タオル等で体の仕上げ拭きをし、服に着替えましょう。ドライヤーは各銭湯で設置してあります。(有料20円のところもあります。)昔ながらの体重計に載ってみるのも一興です。
水分補給
銭湯によっては待合室などがありますから、ドリンクを飲みながらゆっくりくつろいでください。番台のご主人や女将さんの昔話も楽しいものです。また、入浴で汗を流した後、水分を補給するのは健康上大切です。入浴時は、思ったよりもたくさんの汗をかきます。昔ながらのビン牛乳を売っている銭湯もあります。
帰るときは、忘れ物がないように確認しましょう。